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消化器外科で看護師が嬉しくなる、いくつもの出会い!
消化器外科にはどんなイメージをお持ちでしょうか?厳しい、しんどい、仕事が辛い・・・?ネガティブなイメージも結構強いかもしれません。
その一方で、消化器外科が好きで好きでたまらない、消化器外科には嬉しいことがいっぱいある、という看護師もいるようですよ。
じゃあ、消化器外科が好きな看護師や消化器外科が楽しいと感じている看護師は、消化器外科のどんな場面で嬉しい!と感じているのでしょうか?
そんな消化器外科の素敵な一面を見てみましょう。
目次 [目次を隠す]
- 【1】消化器外科看護師がついつい嬉しいって思って病みつきになるお話
- 【2】消化器外科で看護師が嬉しくなる先輩とは、頼れて育ててくれる先輩
- 【3】消化器外科で看護師が嬉しくなる後輩とは、頑張り屋さんで誠実な後輩
- 【4】消化器外科で看護師が嬉しくなる上司とは、看護師の力を認めて大切にしてくれる上司
- 【5】消化器外科で看護師が嬉しくなる医師とは、患者さんを大切にして看護師とパートナーシップをとれる医師
- 【6】消化器外科で看護師が嬉しくなる研修医とは、気軽に相談できて指導医の先生との良いパイプになってくれる研修医
- 【7】消化器外科で看護師が嬉しくなる患者とは、頑張って病気や手術と向き合える患者さん
- 【8】消化器外科で看護師が嬉しくなる患者の家族とは、頑張る患者さんの気持ちを支えられる家族
- 【9】消化器外科で看護師が嬉しくなる手術室看護師とは、確かな知識・経験や気配りがあり正確な情報交換ができる看護師
- 【10】消化器外科で看護師が嬉しくなる看護助手とは、フットワークが軽く良い意味で恐れを知っている看護助手
- 【11】消化器外科で看護師が嬉しくなる薬剤師とは、相談できて一緒に考えてくれる薬剤師
- 【12】消化器外科で看護師が嬉しくなる理学療法士とは具体的なリハビリ方法を提示してくれる人
- 【13】まとめ
消化器外科看護師がついつい嬉しいって思って病みつきになるお話
では、ある消化器外科看護師の仕事ぶりを見て、どんなところで嬉しい、と思ってしまうのかを見てみましょう。
好子、嬉しくてますます消化器外科が病みつきになる、の巻
好村好子(28歳)は消化器外科病棟7年目、消化器外科大好き!病棟経験が長く判断も適切なのでみんなに頼りにされるベテランナースです。
好子は夜勤の準備をしてナースステーションに入り、申し送りを受け始めましたが、2人目に申し送りをした三子の話を聞いていると何か腑に落ちないものを感じました。
三子は3年目で素直な頑張り屋で一通り消化器外科のことがわかってきていますが、最近少し仕事に気が抜けていたり患者さんを見る目が甘いように好子は感じていました。
三子「胃切除術後3日目の胃本様です。傷の痛みが強くて日勤では9時と15時にアセトアミノフェンを使いました。傷が痛いといってトイレ以外はほどんと歩いておられません。」
好子「傷の様子はどう?放屁は出てるのかな?昨日の夕食から流動食だけど、食事は摂れてる?」
三子「傷は少し赤いですけど、自然かなと思います。ガスは出てますがあまりしっかり出ていなくて、だんだんお腹が張ってきています。食事は1/3ほど召し上がっていて、ダンピング症状はありません。」
好子「結構こまめにアセトアミノフェン使ってるよね?2時にも使ってるということは、今日はもう3回使ってるんだ?」
三子「どうしても我慢できないからできるだけ早く飲みたいっておっしゃるので、6時間の間隔ギリギリで使っています。今日は限度の3回を使ったので、先生から4回目追加の指示を確認済みです。」
好子「それは、どの先生の指示?」
三子「研修医の研田先生です。上の先生にも聞いてくれてるみたいですよ。以上です、お願いしまーす。」
研田先生は研修医で、見立ては甘いですが悪い人ではありません。指導医の上村先生ともなんとなく上手くやっている様子の先生です。
好子心の声(うーん、胃本様、大丈夫かなぁ。追加の痛み止めの指示をもらっていればそれで良いってもんじゃないと思うんだけど。上の先生にも聞いてくれてるなら、大丈夫かなぁ?)
好子は胃本さんの記録を読んでみましたが、記録を見てもどうもすっきりしません。
好子(これは一度早めに自分の目で見ておいたほうがいいかも。)
手術直後の患者さんのラウンドや夕食前の処置を手早く済ませ、好子は胃本さんの病室に向かいました。するとちょうど研修医の研田先生が胃本さんを診察していました。
胃本「痛いですねぇ。こんなにずっと痛いものなんですか?」
研田先生「世が世なら切腹してるわけですから、痛いのは当然です、仕方ないですよ。だんだんましになっていきますって。」
好子は研田先生が話している横から胃本さんの傷をのぞき込んでみましたが、確かに多少赤みを帯びています。
好子「先生、傷、少し赤くないですか?お腹も張ってますね・・・。」
研田先生「さすが好村さんベテランですね、妥協は許さない?まあ、昼もこんな感じだったし大丈夫ですよ。夜勤帯に入って上村先生に見てもらうのも無理ですし。熱もないから大丈夫。」
好子「でも、こんなに頻繁にアセトアミノフェンを使ってたら、熱も出ないんじゃ?」
研田先生「朝に一度、上村先生にも見てもらってるんです。大丈夫ですよ。まあ、様子をみましょうよ。」
好子(研田先生の判断で大丈夫かなぁ?上村先生以外には相談しづらいのかなぁ。)
胃本さんは痛くてこちらの話を聞いている余裕もあまりないようです。好子は胃本さんの検温をしてガーゼを整えて部屋を後にしました。
しばらくたち、好子はどうにも腑に落ちないので、再び胃本さんの病室を訪れました。相変わらず胃本さんは痛がっています。
好子(大きく変わりはないといえばないけど、アセトアミノフェンを飲んでもこの痛がりよう、気持ち悪いなぁ。もう夜勤帯になったということで、研田先生じゃなく当直の先生を呼ぼう。)
当直は若手ですが責任感が強く患者さんを大事にする直田先生です。当直表を見て好子は安心しました。直田先生は看護師の意見もよく聞いてくれる医師です。
直田先生「看護師さんがそんなに気になるって言うのなら、心配ですね。すぐそちらに行きます。」
好子が報告すると直田先生はこう言ってすぐに病棟に来てくれました。
好子(直田先生はこういう時に看護師を信頼して来てくれるとこが良いのよね。)
直田先生「痛いんですね。ちょっと傷を見せてくださいね・・・。3日目にしては腫れてるなぁ。お腹も張ってるね・・・。ちょっとガーゼと鑷子をください。」
直田先生は腫れている傷の様子を見て、一部の縫合を外すと傷の合間から膿のような汁が出てきました。
直田先生「これは縫合不全かもしれませんので、緊急でCTと採血をオーダーします。結果によっては上村先生に連絡して緊急手術をします。準備してもらえますか?」
好子(ほら、やっぱり縫合不全だ!)「はい、わかりました!」
CTの結果、やはり胃本さんは縫合不全を起こしていて腹膜炎を起こしかけていたため緊急手術をすることになりました。
直田先生「上村先生と研田先生には僕から連絡します。いやぁ、それにしてもさすが好村さんです、よくあそこで僕を呼んでくれました。良い判断ですね。」
好子「こちらこそ、先生がすぐに来てくださって助かりました。」
好子自身も自分の判断が当たっていたことと、自分を信頼してくれる医師がいることにとても嬉しくなりました。
好子(良かった、早く見つけることができて!いいえ、縫合不全を起こしてたんだから、あんまり喜んじゃいけないけど・・・。)
深夜、手術を終えて胃本さんが病棟に戻ってきました。胃本さんは麻酔もありうとうと眠っていますが、表情から苦痛の様子は消えています。
胃本さんの息子「直田先生、看護師さん、ありがとうございました。よく見つけてくださって・・・本当にありがとうございます。」
好子「いえいえ、とんでもないです。」(良かった、良かった・・・いい仕事ができた・・・嬉しいなぁ)
2日後、好子が日勤で来ると担当患者さんの中に胃本さんがいました。緊急手術の後は傷の痛みはましになったようですが、あまりリハビリが進んでいないようです。
三子「好村先輩、この前はすみませんでした、私、あんなことになってるなんて考えつきませんでした。胃本様、昨日まで熱が出て歩きたくないって言って、今日は歩けるといいんですけど・・・。」
好子(自分から謝ってくるなんて、三子は正直ね。胃本様の判断は三子の経験じゃ難しかったし、先生にもちゃんと相談していたからね。次は判断できるように教えてあげよう。)
反省している三子の様子を、好子は好ましく感じました。
好子(こういう経験を重ねて、看護師とは成長するものなのだよ、三子ちゃん、好子先輩が教えてあげようね。)
好子「私は三子より経験が多いからね。三子も次から気をつけようね。鎮痛剤をあれだけ使ってて痛みが治まらないときは要注意だね。それに、お腹が張るのはガスだけが原因じゃないからね。」
三子「わかりました、ありがとうございます!次から気を付けて観察します。」
三子の学ぼうという姿勢に思わず好子も笑顔がこぼれました。
好子「うん、よく覚えといてね。リハビリもできるように私が胃本様としっかり話をしてみるわ。」
三子「よろしくお願いします!」
三子心の声(好子先輩、頼もしい!)
好子「胃本様もそろそろ歩く習慣をつけないとなぁ。歩きたくないって気持ちはわかるけど、言うこと聞いてくれないかなぁ。」
好子はどうやって胃本さんのリハビリを進めようかと考えながら病室を訪れましたが、好子の顔を見ると胃本さんの顔が明るくなりました。
胃本「好村さんが今日の担当なんですか?心強いなぁ。何と言っても命の恩人だから・・・。だって、あの日はずっと痛かったのに、みんなが大丈夫って言うばかりだった。でも好村さんは対応してくれたんだ。」
胃本さんの息子「あっ、そうだ、あの時の看護師さんだ。その節は父が大変お世話になりました・・・」
好子「いえいえ・・・。胃本様、あのときはお辛かったですよね。」
胃本「好村さんが当直の先生を呼んでくれなかったらどうなってたことか、本当に命の恩人だと思ってるんですよ!」
好子「命の恩人だなんて、とんでもない。あれから痛みはましになりましたか?」
胃本「あのときの痛みとは全然違います。だんだんましになってきていますよ。」
好子「じゃあ、そろそろ散歩の習慣をつけてはどうですか?胃本様は歩きたくないとおっしゃってると聞いたんですが・・・?」
胃本「命の恩人の好村さんが良いということなら何でもしたいですよ。でもね、歩くとまた縫ったところが開いてこの前みたいになるんじゃないかって、怖いんですよ。」
好子(なるほど、そう考えるのも無理はないなぁ。しんどい思いをしたんだしね・・・。)
胃本「お腹の管もあるし、抜けたりしませんか?」
好子「怖くなるお気持ち、わかります。人間の体って、歩いたりして体を元の生活に近いリズムにしてあげると、傷の治りが早くなるんですよ。それに、歩いて傷が開くということはないんです。」
胃本「へえ、そうなんですね・・・」
好子「でもね、熱が出たりして体が辛いときには無理をしなくてもいいんです。寝てるよりは座るとか、少しずつ起きる時間や歩く時間を増やしていけばいいんですよ。」
胃本「そう言ってもらえると気が楽になりました。あんまり歩けと言われるから、プレッシャーになっちゃって。」
さらに好子はドレーンの扱いを見せながら説明を続けました。
好子「管は引っ張ると抜けるおそれがあるので、引っ掛けないように注意してください。こうやってあまり持ち上げすぎず。うまくできないときはナースコールしてもらえばいいですよ。」
胃本さんの息子「だってさ。看護師さんたち、ちゃんと看てくれるよ。難しく考えないでちょっと歩いてみたら、父さん?」
好子(息子さん、良い援護射撃してくれるなぁ、助かるよ!)
胃本「そうだなぁ。好村さんの説明はわかりやすいなぁ。じゃあ、歩いてみるんで、見ていてもらえますか?」
そう言いながら、胃本さんは息子さんの付き添いもあり歩き始めました。好子の説明が受け入れられてすぐにリハビリに取り組んでもらえたので、好子はとても嬉しく思いました。
胃本さんの息子「なんだ、父さん、歩けるじゃん。」
好子「胃本様、管の扱いも大丈夫ですよ。しっかり歩けてます。辛くなったら言ってくださいね。」
胃本「そうですか?好村さんにそう言ってもらえるともうちょっと頑張れそうです。」
好子は「命の恩人」という言葉にも照れくささを感じながらも自分を誇らしく思い、自分の言うことなら信頼できる、と信頼関係を築くことができたこともとても嬉しくなりました。
そして何より、状況を理解してリハビリに取り組もうとする胃本さんの姿に嬉しくなりました。
胃本さんと廊下を歩いていると、周りの看護師が喜んで声をかけながらすれ違って行きます。
三子「胃本様、しっかり歩けていますね。無理しないで頑張ってくださいね!好村先輩、さすがですぅ!」
看護師長「胃本様、すごいですね。歩けるようになって良かったですね。好村さんがしっかり看てくれているんですね。息子さんもいて心強いですね。」
胃本「そうなんです、本当にありがたいですよ。」
好子「いいえ、胃本様が頑張ってくれるから、私たちもその姿を見て嬉しくなるし、元気をもらえるんですよ。ありがとうございます。」
胃本さんの息子「看護師さんがいてくれるから大丈夫だな。よく歩けてるし、俺も安心したよ。良かったな、父さん。」
胃本「そうだな、自分でも思ってたよりも歩けたよ。」
好子は、少し自信を持てた様子の胃本さんを見てまた嬉しくなりながら付き添いを続けました。胃本さんと息子さんが一緒にリハビリを頑張っている姿にすれ違う誰もが嬉しそうです。
研田先生「胃本さん、大丈夫ですか?今日は調子良さそうですね。」
胃本「ありがとうございます、頑張ります。好村さんが見てくれてるので、安心ですよ。」
研田先生「そうですか。まいったなぁ、僕も看護師さんには頭が下がりますよ。」
好子(そうでしょうとも、あなたは大丈夫って言ったのを、私が直田先生に報告したのよ。みんなが手こずったリハビリまでやられちゃ、頭が上がらないでしょう?)
好子は研田先生の前ではさらに鼻が高くなる思いでした。
胃本さんはその後は家族の支えもあって毎日リハビリを頑張り、合併症なく回復していきました。そして、2週間ほど経ち、胃本さんの退院の日が来ました。
胃本「好村さん、本当にありがとうございました。好村さんの言う通り、リハビリを頑張って良かったです。本当にお世話になりまして、おかげさまで無事に退院できます。」
好子「リハビリを頑張られたのは胃本様ご自身のお力ですよ。こちらこそ、見ていて力づけられました。」
元気に背筋を伸ばして退院していく胃本さんの背中を見て好子はまたまた嬉しくなりました。
好子(良かったなぁ、胃本さん。ちゃんとリハビリに取り組めて、こんなに元気になれた。)
好子(これだから、消化器外科は楽しくて大好きなのよね。自分のやったことが、患者さんに結果として表れるんだもの。さぁ、私も今日も頑張らなくちゃ!)
好子さんのお話、いかがでしたか?消化器外科では看護師としてこんな嬉しいことがあるんだなと感じていただけたでしょうか?
そうだと同意できるところもあれば、こんなに上手くいくことなんてないよというところもあるかもしれません。
では、どんな人達との出会いや仕事が消化器外科看護師の嬉しさにつながるのか、もっと具体的に見ていきましょう。
消化器外科で看護師が嬉しくなる先輩とは、頼れて育ててくれる先輩
消化器外科で一緒に働いていて嬉しくなる先輩とは、頼れる先輩・自分を育ててくれる先輩かもしれません。
好子さんのお話では好子さんにとっての良き先輩は現れませんでしたが、好子さん自身が三子さんの良き先輩だという様子が見えました。好子さんのような先輩がそばにいると勉強になりますし、仕事もしやすいですよね。
では、消化器外科の看護師が頼れる・自分を育ててくれる先輩というのはどんな先輩のことなのでしょうか?
相手を否定したり責めたりせずに客観的・具体的に話を聞いてくれる先輩
消化器外科では、手術を受けるために急変のリスクや合併症のリスクが高い患者さんが多くいます。看護師も業務ではとても緊張しますし、自分の判断が大丈夫かどうか不安になることがあります。
また、失敗は許されないという緊張した雰囲気が病棟に漂っていたり、先輩後輩の上下関係が厳しい体育会系の雰囲気が漂っている病棟もあります。
後輩が何か間違ったり、自分の判断に不安があるときなどに、先輩から責められると怖くて報告がちゃんとできなかったり相談できなかったり怖気づいたりしてしまいます。
でも、後輩たちは自分の判断に自信が持てないときには、話を聞いてくれる先輩を求めているものなのです。
こんなときに相手を否定したり責めたりするのでなく、客観的にあるいは事実を具体的に聞いてくれる先輩がいると、後輩は安心して話せますし不安を聞いてもらえると嬉しくなります。
好子さんは三子さんの申し送りでも対処を責めたりするのでなく、できるだけ具体的に看護に必要な情報を聞き出そうとしていました。
三子さんが臆することなく申し送りでちゃんと情報を伝えられ、数日後に自ら好子さんに自分の判断について振り返りを伝えられたのは、好子さんの聞く姿勢によるものかもしれませんね。
知識と経験があり、看護にそれを活かすことができる
消化器外科では患者さんの急変も多く様々な術式の手術が行われているため、専門的な知識や経験とそれにもとづいた判断や看護が求められます。
手術の技術も常に進歩しますし、消化器外科看護師は常に知識や経験・技術での成長を求められるのです。
ところが、知識があっても実際に患者さんを見てみないとわからないこともたくさんあるものです。そして、経験では後輩はどうしても先輩にはかなわないところがあります。
また、消化器外科では看護師は患者さんへの指導的役割を大きく担っていて、患者さんによっては対応がとても難しいことがあります。
どうしてもリハビリを嫌がる患者さんや、がんなどの大きな病気や予後の告知で精神的にショックを受けている患者さんや家族たちと対峙しなければならないことがあります。
若い看護師や消化器外科の経験が少ない看護師ではどう対応したら良いのか途方にくれるときもありますが、こんなときに知識や経験が豊かな先輩看護師は良い看護モデルになれるのです。
つまり知識や経験が豊富でしかもそれをちゃんと看護に活かすことができる先輩がいると、後輩たちはその姿や看護の結果を見て自分の経験にしていくことができます。
三子さんは、好子さんが胃本さんの異常に対して行った判断や行動、あるいは好子さんが胃本さんのリハビリを進めている姿を見て、勉強していますよね。
また、知識や経験を後輩たちに具体的に教えてくれる先輩がいると、後輩たちは嬉しくなりますし、「あの先輩、仕事ができて、優しくて、カッコイイ!」と尊敬しちゃいます。
好子さんは自分が胃本さんについて違和感を持ったところを三子さんに具体的に伝えることで、次の機会には三子さんも対処できるように説明していましたね。
こういうふうに現場で具体的に教えてもらえると、後輩たちは「この先輩は自分を育てようとしてくれている」とも感じることができてそれも嬉しくなるんです。
良い意味で同僚として後輩を対等に扱ってくれる先輩
消化器外科病棟の業務は実際にハードな面もあります。業務量が多く、体を使う作業も多く、仕事では残業も少なくありません。
そこで、「後輩だから」「年下だから」「経験が少ないから」という理由で体良くあしらうのではなく、同僚として同等にしんどい仕事も引き受けてくれる先輩は後輩にとってとても心強く嬉しい存在です。
また、患者さんへの判断では先輩も迷ったり不安に思うことがありますが、そんな場合に後輩にも対等な一看護師として意見を求められると後輩は「自分も頼りにされて嬉しい」という気持ちになれます。
先輩にそんなことを訊かれると、「私もしっかりしなきゃ」という気持ちに後輩もなれますよね。
消化器外科で看護師が嬉しくなる後輩とは、頑張り屋さんで誠実な後輩
消化器外科では急変を起こしやすい手術直後の患者さんも、回復期にあってリハビリを頑張らせないといけない患者さんもいます。がんを告知されたばかりの患者さんもいれば、ときには終末期の患者さんもいます。
また消化器外科の手術は食道から肛門まで多岐に渡りますし、患者さんは老若男女様々で、回転も速く入れ替わりが激しいのです。
このため、消化器外科では業務がどうしても忙しいことが多いですし、忙しい中で専門的な判断や患者さんの個性に合わせた看護が求められます。
こんな消化器外科の先輩看護師が、後輩看護師を見ていて嬉しくなったり奮起させられたりするのは、頑張り屋さんで誠実な後輩に出会ったときです。
好子さんが三子さんの姿を見て嬉しくなったのも、三子さんが正直に自分の判断の甘さを告白して、好子さんの看護から学ぼうとしている姿を見たときでしたよね。
消化器外科の看護師は頑張り屋さんが大好き
消化器外科病棟では日常業務が忙しい場合が多いです。業務はたくさんあるし、常に目を離せない患者さんもいるし、ナースコールも24時間鳴りっ放しなんてしょっちゅうです。
また、消化器外科では患者さんが辛い時にもリハビリに取り組んでもらうことで合併症のリスクを減らすことができるので、「頑張って」が合言葉のようになっていたりします。
このためか消化器外科の看護師には「患者さんが頑張っているから私たちも頑張ろう」とか「患者さんが頑張ってくれるから私たちも頑張れる」という思いを持っている人が少なくありません。
あるいは、あまりに仕事が忙しいので「頑張らないとやっていけない」と感じている看護師もいます。
ここで、しんどい仕事や体を使う仕事を進んで引き受けたり、ナースコールにどんどん走っていってくれたりするなど、頑張り屋さんの後輩がいると先輩たちはとても心強くて嬉しくなります。
また、消化器外科では専門的な知識が必要とされますが、それを身に着けるのにはどうしても年単位での時間がかかりますし、先輩たちは後輩を育てるのに必死でもあります。
後輩が率先して頑張って勉強しようとか看護を身に着けようという姿勢を見せてくれると、先輩たちはとても嬉しくなります。
好子さんも三子さんが自分の説明から学ぼうとしている様子に嬉しくなったようでしたね。
患者さんや仕事への誠実さは消化器外科でも大切
どこの科でも看護師として求められることですが、消化器外科看護師には患者さんや仕事に誠実に向き合えることがとても大切です。
消化器外科は、急変のおそれがあったり命にかかわる疾患を持っていたりする患者さんに多く接して素早く適切な対応が求められる分野ですので、なおさらかもしれません。
また、消化器外科では看護の結果が患者さんの回復の様子に目に見えて表れやすいのです。
消化器外科は患者さんや一緒に仕事をする看護師や他職種の人を大切にして丁寧な仕事をし、自分の判断や知識の誤りを素直に認めることができないととても務まらない分野です。
いっぽう、とても忙しい業務の中で丁寧な誠実な仕事をすることはとても大変なことですし、先輩看護師たちは誠実な仕事の重要性とともにその大変さもよく知っています。
だからこそ、誠実に患者さんや仕事に向き合おうとする後輩は見ていてとても好感が持てて嬉しい存在なのです。
三子さんが自分の判断の甘さをしっかり認識して自分から好子さんに相談しに行った姿勢に、好子さんはとても嬉しくなっていましたよね。
こういう後輩がいてくれると先輩たちも感化されて、いい仕事ができるんですよ。
消化器外科で看護師が嬉しくなる上司とは、看護師の力を認めて大切にしてくれる上司
消化器外科は看護の力が、患者さんの回復に直結しやすい分野です。そして、看護の結果が患者さんの合併症など実際の状態に目に見えて現れやすい分野です。
消化器外科での看護の力を知っている上司は、消化器外科では看護師の力が病棟の経営にも大きく影響することを知っています。看護師を育てて大切にして看護の質を上げることが消化器外科病棟の経営の質に繋がるのです。
そしてそれは消化器外科の看護師自身も多かれ少なかれ感じていることでもあり、消化器外科での仕事にプライドや責任感を持っているところでもあります。
消化器外科看護師たちはそういったプライドや責任感もエネルギーにして忙しい仕事を頑張っています。
また、時には対応が難しい患者さんや看護師の話を聞いてくれないような医師と対峙するとき、看護師は責任感を持って毅然と対処しますが、それは勇気の要る仕事でもあります。
ですから、消化器外科看護師にとっては、看護師の力や看護を認めてくれて自分を大切にしてくれる上司はとても嬉しく頼もしい存在です。
上司が「いい看護をしているね」「あなたの看護は患者さんの回復にとても貢献しているのよ」と表明してくれることや、看護師や看護の味方でいてくれることはとても嬉しいことです。
消化器外科看護師にとっては、自分の仕事や自分の頑張りを理解してくれていると感じられ、看護師の承認欲求が満たされて嬉しくなる瞬間でもあります。
好子さんも看護師長さんからの賛辞を受けて嬉しそうにしていましたね。
また、消化器外科は業務が忙しいことが多く、残業も少なくありません。ナースコールや体を使う仕事も少なくないので、仕事には体力が要りますし業務中の休憩がとれないこともあります。
このため、単に声掛けだけでなく具体的に看護師を大切にしてくれる上司として、「休日の希望を聞いてくれる」「体がしんどくないようにシフトを組んでくれる」といった上司も嬉しい存在です。
忙しい消化器外科の業務では体が資本ですから、そういうところを理解してくれて看護師の体調やシフトにしっかり目を配れる上司は、看護師から見るととても頼もしい上司です。
消化器外科で看護師が嬉しくなる医師とは、患者さんを大切にして看護師とパートナーシップをとれる医師
何度もお話ししているように、消化器外科では看護の力がとても大きいです。特に回復を促すための援助は、合併症が防げるかどうか・長期的に見て手術が成功したと言えるかどうかにかかってくると言えます。
ですから消化器外科看護師は異常の発見と回復援助に、必死に取り組みます。看護師は手術を成功させるため、医師の目や手の代わりになります。
放っておいても患者さんはリハビリに取り組みませんし、医師は四六時中患者さんに付き添って異常を発見したりリハビリをさせることはできません。
外科系の医師で最も困るタイプの人は「自分は手術するのが仕事」と考えていて前後のことに責任をとれない人だと言えます。
これに対して、消化器外科の看護師が嬉しくなる医師は、患者さんを大切にして、看護師を信頼しパートナーシップをとることができる医師です。
手術で切る・縫うだけが外科医の仕事ではないと知っていて、患者さんを大切にすることができる医師は、患者さんのために自分を振り返ることができますし、看護の力を知っています。
看護師はやっぱり患者さんに元気になってもらいたいですから、患者さんを大切にできる医師にはとても好感が持てますよね。
それに、患者さんの状態や回復について看護師と一緒に考えてくれたり看護師の目や手を信頼してくれると、看護師は一緒に治療に関わっていると実感できます。
好子さんの話に出てきた直田先生の様子はどうでしたか?好子さんの報告を軽視せずに胃本さんのために飛んできて、好子さんの手柄も認めてくれました。こんな医師となら一緒に働けたら嬉しいですよね。
消化器外科で看護師が嬉しくなる研修医とは、気軽に相談できて指導医の先生との良いパイプになってくれる研修医
研修医とて医師ですので、先ほどの「嬉しくなる医師」と同じく、患者さんを大切にしてほしいというのはもちろん大前提ですよね。
研修医の段階で患者さんを大切にできないのはもう問題外です。医師という職業を選んだことを疑ってしまいます。これは「嬉しくなる」というか、必要条件だと思いませんか?
では、患者さんを大切にするのは大前提として、それ以上に消化器外科看護師が嬉しくなる研修医とはどんな人でしょうか?
研修医は社会人のヒヨコ・・・「研修」医だからと、学生の延長気分の人もいたりします。でも、その「学ぶ姿勢」が良い方向に働く研修医は貪欲なほどに看護師に話を聞きに来ます。
また、お年を召した上のほうの医師と違ってフットワークもとても軽かったりします。
そんな、患者さんを大切にして何でも看護師と話したり相談してくれてフットワークの軽い研修医は、消化器外科看護師から見るととてもありがたくて嬉しい存在です。
なぜなら、執刀医などを務めるような医師は手術での拘束時間が一日のほとんどを占めていて、24時間変化する患者さんに急いで対応してもらうことが難しい場合が多いのです。
消化器外科病棟ではそんな医師を待つ「待機時間」が多くて、患者さんをしんどいまま待たせたり、看護師も医師待ちで残業を余儀なくされることもあります。
そこで研修医の医師が、看護師の相談を気軽に聞いてくれて、フットワークも軽く、執刀医との連絡係や代行になってくれると、本当に助かりますよね。
好子さんのお話しに出てきた研田先生は、三子さんの報告を聞いて胃本さんの様子を見に来たり指導医に連絡していて、まずは及第点といったところでしょうか?
夜勤帯になったからと指導医の先生に報告せず、当直の直田先生の診断で緊急手術になったため、ちょっと気まずい思いはしていたようですが、これも大事な経験ですよね。
消化器外科で看護師が嬉しくなる患者とは、頑張って病気や手術と向き合える患者さん
消化器外科の患者さんは基本的には手術を目的に入院してくるわけですが、なぜでしょうか、手術直後のイメージはほとんど持っていない人がほとんどです。
お腹を切り開いて手術するわけですから、絶対に傷の痛みは避けられないし、胃や腸を手術すれば数日は食事が食べられないことも予想がつきそうなものですが、そうはいきません。
例えば、胃の手術を受ける患者さんでは、数か月後の「胃が小さくなってご飯が減るかも」「再発しないかな」という状態はとても気にするのですが、手術直後のことはあまり考えていない、という風です。
しかし、実際に消化器外科病棟で過ごす時間は「傷が痛い」「歩きにくい」「咳ができない」「食事なし」「水も飲めない」「点滴だけ」なんていう時間のほうが多かったりするのです。
手術直後のイメージがつかず、状況を受け入れられない患者さんは手術後に大変なことになります。自分の体や環境が「こんなはずじゃなかった」ことだらけで、とてもリハビリどころではありません。
そしてリハビリができなければ合併症にリーチがかかるようなものなので、消化器外科の看護師は異常の発見もそうですが回復の援助にはとても力を入れていますし、自ら頑張れる患者さんが大好きなのです。
だって、どんなに看護師が頑張って説明してもなだめても煽っても、最終的には患者さん自身が辛い時に頑張れるかどうかにかかっているのですから。
また、患者さんが痛いのやしんどいのをこらえてリハビリを頑張っている姿は消化器外科の看護師にとってとても嬉しいものなんです。
なかなか歩けなかった胃本さんが歩いている姿を目にして、好子さんをはじめとして病棟中が喜んでいるようでしたよね。
そしてこういう嬉しさは、消化器外科病棟ならではの嬉しさであり、消化器外科で一番の嬉しさです。
消化器外科で看護師が嬉しくなる患者の家族とは、頑張る患者さんの気持ちを支えられる家族
患者さんにとって術後のリハビリは大変なことですから、やらずに済むものならやりたくないと思うのは当然のことです。こんな辛いときに家族の支えがあるのとないのとでは全く結果が違ってきます。
患者さんの様子を一歩引いた目線で客観的に見て、医師や看護師の説明を客観的に聞いて、患者さんの心がリハビリに向くように支えたり頑張っている患者さんを認めてあげられる家族は素晴らしい存在です。
そんなご家族に出会えると消化器外科看護師はとても心強く感じるとともに嬉しくなります。
とはいえ、多くの場合、家族は患者さんと痛みを分かち合う存在でもありますから、家族自身のストレスや悩みや不安も看護師は聞いていく必要があります。
こうして、患者さんや家族と皆で一緒に術後の回復という目標に向かえると、大抵の場合、術後の経過が難しくても少しずつでも前進していけるのです。
好子さんが出会った胃本さんの息子さんも、さりげない声かけでありながらも、患者さんが具体的にリハビリに取り組めるような声掛けをしてくれていました。
また、手術から間もなく傷の痛みが強い時期は歩くのも辛かったりしますが、胃本さんのように家族がそばにいて付き添ってくれると、患者さんも心強いし、嬉しいですよね。
消化器外科で看護師が嬉しくなる手術室看護師とは、確かな知識・経験や気配りがあり正確な情報交換ができる看護師
手術室看護師と、消化器外科病棟の看護師や患者さんとの接点は意外と少ないものです。
病棟看護師とは患者さんの送り迎えのときくらいしか業務の中では接点がありませんし、患者さんは手術が終わるときには麻酔で意識がはっきりしていなかったりもします。
しかも手術室は毎日決められた手術枠をこなすために、フル回転で患者さんが入れ替わっています。送り迎えの申し送り時間はごく短く、ともすれば機械的になりがちなものです。
この短い時間で患者さんの合併症を防ぐために必要最低限かつ最大限の情報交換を行うことで、病棟看護師と手術室看護師はお互いの務めを果たします。
ですから、豊かな知識や経験があって、病棟での看護にどのような情報が重要で必要かを知っている手術室看護師がいてくれると、確かな申し送りが受けられて病棟の看護師は嬉しくなります。
また、手術に患者さんを送り出すときは、患者さんは多少なり不安で心細いものです。そんな患者さんを相手に優しく細やかな気配りができる手術室看護師がいてくれると、安心です。
病棟看護師も安心してこの人に任せよう、という気になれますね。
消化器外科で看護師が嬉しくなる看護助手とは、フットワークが軽く良い意味で恐れを知っている看護助手
消化器外科病棟では手術直後から回復期の患者さんがいるため、日常生活の自立度が低く援助を必要とする患者さんがたくさんいます。そのため毎日の業務が忙しい場合が多いです。
このため看護助手にも、日常生活援助などの介護系の業務を看護師と一緒に行ってもらうことが多くなります。
しかし、いっぽうで、消化器外科の患者さんは大抵はお腹に傷があったり、飲食の制限があったり、嚥下障害があったり、ドレーンや人工肛門があったりと、専門的な対応も求められることが多いです。
こんな消化器外科で看護師が嬉しくなる看護助手は、フットワークの軽さを持ちながら専門的対処ができないことの危険性を知っているという面を併せ持っている人です。
忙しく、体を使うことも多い消化器外科病棟の業務では、フットワークの軽いスタッフは何より重宝されます。しかし、専門的な知識もなく勝手に判断して動かれては困るのです。
専門的な知識がない看護助手なのに自分の判断で勝手に何でもやる人は、看護師は結局は信用して仕事を任せることができません。
どんどん体を動かして介護的業務に飛んでいってくれながらも、これはという時に看護師に相談するセンサーを持ち合わせている看護助手なら、看護師は喜んで仕事を任せられますよね。
消化器外科で看護師が嬉しくなる薬剤師とは、相談できて一緒に考えてくれる薬剤師
最近では各病棟に薬剤師を配置している病院も増えてきていますよね。そのいっぽうで、入院患者さんのお薬の管理は看護師がやっているという病院もまだ少なくないかもしれません。
患者さんが入院時に持ってくるのは、色々な医療機関から処方され、数もそろっておらず、用法用量も守れているかわからないようなお薬である場合も少なくありません。
そういう不揃いな薬剤を管理するのは、面倒で煩わしい仕事でもあります。消化器外科では手術のために内服ができない期間ができたりするので、点滴に振り替えたりと内服管理もややこしくなりがちです。
また、消化器外科では手術後や終末期の患者さんにさまざまな鎮痛剤を使用しますが、色々な消化器の臓器に障害がある患者さんの個々の状態に合わせた薬を使うには専門的な知識が必要です。
もちろん看護師も、薬について勉強もしていますが、餅は餅屋、薬は薬剤師、薬剤師の専門知識にはかないっこありません。
ですから、悩ましい薬剤管理や、鎮痛剤の選択などについて、薬剤師にいつでも相談できてより良い方向性を一緒に考えてもらえると、消化器外科看護師はとても嬉しいのです。
薬剤師から見ると看護師は医療者の中では最も患者さんと接している時間が長い人でもあるので、薬剤師と看護師そして医師も協力できると、良い治療ができることが多いのです。
消化器外科で看護師が嬉しくなる理学療法士とは具体的なリハビリ方法を提示してくれる人
消化器外科では術後リハビリが大切で、看護師も力が入ることは何度もお話ししたとおりです。
ところで、リハビリとは言っても日常生活に近いレベルに体を動かせればいいので、寝返りや起き上がりや歩行ができれば、特に理学療法の専門知識が必要というわけではありません。
しかし、最近は高齢化が進んでいて、後期高齢者でも大きな手術を受けることが増えています。このため、手術前からあまり歩行ができない人や、術後の寝たきり期間ですっかり筋力が落ちてしまうことがあります。
こういう時に頼りになるのは理学療法士です。患者さんに合った、病棟で続けることができるような具体的なリハビリ方法を教えてくれたり、患者さんを指導してくれると、めきめきと回復することがあります。
理学療法士としては傷やドレーンがあるとどう保護すればよいのか困ることもあるようですが、そういうところは看護師の出番ですよね。
看護師や患者さん本人とも相談してリハビリ方法を決めると意外とできるようになるもので、皆で工夫してリハビリが成功するととても楽しいし嬉しくなります。
まとめ
いかがでしたか?消化器外科で看護師が嬉しくなる情景や嬉しく感じる人々との出会いを感じてもらえたでしょうか?
消化器外科の特色にふさわしい、嬉しく感じられる先輩・後輩・上司・医師・研修医・患者さん・家族・看護助手・薬剤師・理学療法士・・・あなたは見つけることができましたか?
今、消化器外科で働いているというあなたは、「そうだそうだ」と頷けるところもあれば、「そんな人はいないよ」と寂しくなるところもあったかもしれません。
また、消化器外科で働いていない人・働いたことがないあなたは、「そんな出会いがあるのなら、消化器外科で働いてみたい」と思ったかもしれませんね。
いずれにせよ、職場で周りにいる人はあなたが楽しく有意義にお仕事をしていくうえでの財産だと言えますよね。しかし、周りの人々を自分の力だけで変えることはとても難しいものです。
もっと周りの人に恵まれてみたい、こんな消化器外科で働いてみたい、というあなたは配置転換や転職を考えてみるのも一つの手段だと言えますよ。
また、転職サイトに登録してみるのはいかがでしょうか?
転職サイトの担当者は実は、その病院や病棟にどんな人々がいるかとか病棟の雰囲気といった細かい情報に詳しいですし、あなたが調べることができない情報も調べてくれます。
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消化器外科 看護師の求人 編集部
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