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消化器外科の看護師として、役立つ資格や経験とは?

消化器外科は消化器の手術を受ける患者さんを中心に扱う科です。消化器外科で働きたい、そんなときにどんな資格があると役に立つでしょうか?

消化器外科の特色に合うような資格、それもできれば就職や転職のためだけでなく、自分の今後にも活かしていけるような資格があると、心強いですよね。

また、消化器外科の病棟で働いたことはないけれど、自分がこれまでに働いてきた部署の知識や経験が消化器外科でも活かせるなら、それに越したことはありませんよね。

ここでは、消化器外科で役に立ちそうな資格や経験にはどんなものがあるか、見ていきましょう。

目次 [目次を隠す]

消化器外科で役立つ資格にはどんなものがあるの?

ケアマネージャー

ケアマネージャー(介護支援専門員)とは?

介護保険制度の導入とともに始まった資格です。

介護保険制度は複雑ですので、利用する人がスムーズに制度を使えるように介護サービスの計画を立てるのがケアマネージャーの主な仕事です。

ケアマネージャーのこんなところが消化器外科で役に立つ!

消化器外科で手術を受けると、手術前とは違う食生活や日常生活を送らなければならない患者さんもおられます。

例えば、食道や胃を切除して特別な食事が必要になったり、全く食事できなくなったために自宅での点滴が必要だったり、人工肛門の管理が必要になるなどの場合があります。

最近は高齢者でもこのような手術を受けることも多くなったために、退院後は介護や看護が必要になることもあるのです。

このような患者さんには退院前に介護サービスの調整が必要になりますので、そんな時にはケアマネージャーの知識や経験を活かすことができます

ケアマネージャーの知識があれば、その患者さんにどんな介護サービスが必要か、どんな資源が使えるか、費用はどのくらいか、などをプランすることができます。

消化器外科以外でも多くの科や外来看護でも役に立つ資格ですし、病院以外の医療・介護・保健施設や市町村、地域包括支援センターなどで広く求められる人材です。

ケアマネージャーへの道のりは?

医療・保険・福祉の国家資格を持っており相談援助業務や介護の分野で5年(900日)以上の実務経験がある人などに、ケアマネージャーの資格試験の受験資格があります。

この資格試験に合格後にケアマネージャー実務研修を修了することでケアマネージャーとして働くことができます。

資格試験は「介護支援専門員基本テキスト」の中からの出題となり、合格率は30%程度です。試験は都道府県ごとに行われ、受験手数料はそれぞれに異なり概ね6,000~9,000円程度です。

テキストは一般書店でも販売されており、独学や通信講座などで勉強して受験する方も多いです。所定の要件を満たせば、通信講座には教育訓練給付制度が適用されて受講料の2割が支給されます。

理学療法士・言語聴覚士

理学療法士・言語聴覚士とは?

リハビリテーション専門職と呼ばれる職種です。

理学療法士は、身体の動作能力の回復のために治療体操などの運動を行ったりマッサージなどの業務を行う人で、厚生労働大臣の免許を受けた人です。

言語聴覚士は、音声・言語・聴覚の機能の維持回復のために訓練や助言・援助などの業務を行う人で、厚生労働大臣の免許を受けた人です。

理学療法士・言語療法士の資格は消化器外科のこんなところで役に立つ!

消化器外科の看護では、術後回復期の自立への援助が特に大切です。特に最近は高齢者が大きな手術を受けることもよくありますので、術後の二次的障害の中でも寝たきり状態や誤嚥は率先して防ぎたいものだと言えます。

こんなときにあると助かるのが理学療法士や言語療法士の資格・知識・経験です。

理学療法士は全身的なリハビリテーションのプロですので、手術後の患者さんが早くベッドから離れて日常生活に戻れるような援助へのアイデアを出すことができます

また、理学療法士でも呼吸ケアへの知識があると、手術直後の排痰援助が容易です。

言語療法士は口や舌の使い方や飲み込み動作のプロですので、高齢者や上部食道の手術を受けた患者さんの誤嚥予防にとって大きな助けになります

理学療法士の資格は病院をはじめ多くの医療機関・施設で求められる資格ですし、最近では在宅医療でも活躍の機会が多くあります。

言語療法士は消化器外科以外では、口腔外科や耳鼻咽喉科・脳外科などのほか、老人医療系の病院・施設でも人材が求められています。

理学療法士・言語療法士への道のりは?

所定の専門学校や医療系大学などの養成学校で3年以上の理学療法や言語療法に関する専門過程を終了することで、国家試験を受験することができます。

国家試験に合格することにより厚生労働大臣からの免許を受けることができます。養成学校にかかる費用は、専門学校や大学などによって異なります。

運動器リハビリテーションセラピスト(みなしPT)

みなしPTとは?

*「PT」とは、ここでは理学療法士の略称のことです。

日本運動器科学会が認定試験を行っている資格です。看護師・准看護師・柔道整復師などの運動器リハビリテーション従事者で上記の認定試験に合格した人が運動器リハビリテーションセラピスト(みなしPT)と呼ばれます。

みなしPTの資格は消化器外科のこんなところで役に立つ!

理学療法士は厚生労働省からの免許ですが、理学療法は法律上は理学療法士の独占業務ではありません。

このため、所定の試験に合格してみなしPTと認定されると、理学療法士と同じような業務ができて、診療報酬加算にかかる業務もできます。

つまり、行える理学療法はいわゆる理学療法士と同じということになりますので、消化器外科では術後の回復期にはもってこいの資格だと言えます。

消化器外科はもちろん、理学療法を必要とする広い分野で重宝される資格です。

みなしPTへの道のりは?

看護師・准看護師・柔道整体師などの資格があり、日本運動器科学会に所属する常勤医がいる医療機関に勤務していることが必要です。

これによって日本運動器科学会が主催する講義を受講することができ、受講後に認定試験を受けることができます。

認定試験の内容は講義の内容確認に近い内容なので、合格率は約99%です。認定試験や登録などの費用は13,000円です。

呼吸療法認定士

呼吸療法認定士とは?

日本胸部外科学会・日本呼吸器学会・日本麻酔科学会により、呼吸に関する専門知識と技術を認められた人に与えられる資格です。正式名称は3学会合同呼吸療法認定士といいます。

呼吸療法認定士の資格は消化器外科のこんなところで役に立つ!

消化器外科の中でも特に食道や胃・肝臓・膵臓などの手術では傷口が大きく、上腹部に傷ができます。このため、手術後に傷の痛みによって十分に痰を出せない患者さんもおられ、術後肺炎や無気肺を起こすこともあります。

高齢者では痰を出す力も弱いことが多く、手術が無事に終わってもこの術後肺炎で命を落とされることもあります。また、食道の手術や高齢者の手術では、手術の後に誤嚥を起こし肺炎となる例も多くみられます。

このような患者さんに対して、呼吸療法認定士の資格があると、排痰方法を指導したり排痰援助や呼吸リハビリテーションを行うことができます

消化器外科だけでなく、呼吸器科や胸部外科・集中治療室・高齢者施設などでも呼吸に関連した専門知識や技術は求められています。

呼吸療法認定氏への道のりは?

2年以上常勤の実務経験がある看護師・臨床工学技士・理学療法士もしくは3年以上実務経験がある准看護師であることを条件に、認定講習会を受講します。

認定講習会を受講すると3年間の認定試験の受験資格が与えられます。費用は、認定講習会は20,000円、認定試験は10,000円です。

管理栄養士・栄養士

管理栄養士・栄養士とは?

栄養士は都道府県知事の免許で、栄養の指導業務に従事する人のことを言います。

管理栄養士は厚生労働大臣の免許を受けて、患者さんへの栄養指導や個人の健康増進のための栄養指導や病院・医療機関・介護施設などで栄養管理・指導などの業務を行う人のことを指します。

管理栄養士・栄養士の資格は消化器外科のこんなところで役に立つ!

消化器外科は、消化器疾患のために手術を受ける(あるいは受ける準備をする)患者さんのための科です。消化器は「食」に直接関係する臓器ですので、手術の前後に普通の食生活とは異なる食生活を強いられる患者さんが少なくありません。

患者さんの栄養摂取状態をアセスメントして医師と相談したり、患者さんに食事指導をしたりするということは、消化器外科看護師として大切な仕事の一つです。

こんなときに、管理委栄養士や栄養士の資格があるとどうでしょうか?食事形態が変わった患者さんに、どんな内容の食事をどのくらいとれば適切に栄養がとれるかを考えることができます

特に管理栄養士の資格があると患者さんの栄養指導や特定保健指導をすることが可能になり、病院や介護施設の献立チェックなど業務の幅が広がります。

消化器外科や病院・医療機関・介護施設だけでなく、行政機関や給食センター、食品業界の研究施設などかなり幅広い業界でニーズがある資格だと言えます。

免許取得までの道のりは?

栄養士の免許は2~4年の養成施設を卒業すると栄養士の免許を取得できます。

管理栄養士は4年間の管理栄養士養成施設を卒業した後か、栄養士資格取得後に実務を1年以上経験すると、管理栄養士資格試験を受験できるようになります。管理栄養士資格試験の合格率は5割強程度です。

栄養士の養成施設には一般の高校から短期大学、大学、専門学校など様々ありますので、かかる費用も各養成施設により様々です。

すでに栄養士などで働いている場合で所定の要件を満たせば、管理栄養士資格受験のための補助講座には教育訓練給付制度が適用されて費用の2割が支給されます。

認定看護師・専門看護師

認定看護師・専門看護師は日本看護協会が認定する、特定分野において専門的知識や技術を有する看護師のことを言います。認定看護師や専門看護師に対しては、給与やキャリアなどの面でも優遇措置が取られている病院・施設もあります

まずは認定看護師や専門看護師の中でも消化器外科で特に役に立つと考えられるものを挙げてみました。

皮膚排泄ケア認定看護師

その名のとおり皮膚のケアと排泄ケアのスペシャリストです。消化器外科は人工肛門の造設を取り扱う科ですし、消化器は雑菌が多くある不潔野手術であるため他の外科に比べて縫合不全が圧倒的に多い科でもあります。

ですから、創傷ケアと人工肛門の管理について専門的な知識が持てるこの資格は、消化器外科看護にはまさに鬼に金棒といったところでしょうか。

消化器外科以外では、褥瘡ケアで病院全体の管理を任されることもありますし、皮膚科・形成外科・泌尿器科など様々な科でも専門知識を活かして働くことができます。

がん専門看護師

消化器外科には消化器のがんの患者さんも多くおられますし、手術で必ずしも切除できないがんの場合などは外科でそのがん患者さんを診ることもあります。

このため、がんに対しての専門的な知識を有するこの資格は消化器外科ではとても有用です。消化器外科以外でも、がん患者さんを有する科・病院であればどこでも引く手あまたな資格です。

手術看護認定看護師

手術に関して手術中から周手術期の一連の看護に関して専門的知識や技術を認められた資格です。

消化器外科では麻酔や消化器外科の周手術期に関して専門的知識が必要とされますので、手術認定看護師の力はとても役に立つと言えます。

消化器外科以外の外科系病棟や、もちろん手術室でもその知識は活かされるでしょう。

老人看護専門看護師

消化器外科では、全身麻酔で行う開腹手術が多く、手術が全身に及ぼす影響もとても大きいのですが、昨今の技術の進歩で高齢者でも手術を受けるケースがかなり増えています

また、高齢者は手術の影響によって寝たきりや痴呆や誤嚥などの合併症を起こす例も少なからずあります。

このため、消化器外科でも老人看護専門看護師の力があれば患者さんの術後回復への大きな助けになります。

がん性疼痛看護認定看護師

先にも挙げたとおりに消化器外科には消化器のがん患者さんがたくさんおられます。手術で病巣を切除しきれない方もおられ、病院によってはそのような患者さんも外科で診続ける場合があります。

がん性疼痛看護認定看護師であれば、このような患者さんに疼痛緩和を行えますし、疼痛緩和への専門的知識があるので、術後患者さんへの知識の応用も可能でしょう

認定看護師への道のりは?

看護師として5年以上の実務経験(うち3年以上は該当する分野での実務研修)があり、所定の6か月の認定看護師教育課程を終了したら、認定審査を受けることができます。

専門看護師への道のりは?

5年以上の看護師の実務経験(うち3年以上は該当する分野での実務研修)があり、看護系大学修士課程を修了した人で専門看護師の所定の単位を取得したら、認定審査を受けることができます。

資格取得への援助制度は?

各病院や医療機関・各施設などによって待遇は様々です。全面的に費用援助がある場合や、就業(賃金)保証がある場合、一部負担の場合など様々ですので、各病院・施設の情報を収集してみましょう。

消化器外科で看護師として働くのに役立つ経験

次は、消化器外科以外の病院や病棟・その他の医療機関などで働いた場合、こんな経験が役に立つかも、ということを見ていきましょう。

手術室での勤務経験

消化器外科で手術前後の患者さんの看護をするためには、手術への知識が必要になります。手術室での勤務経験があると、手術中・全身麻酔中に患者さんにどのような影響があるのかということの知識が豊富です

また、消化器外科では手術した臓器の再建方法が術後の合併症を考えるうえでとても大切です。

手術室で勤務していると、実際に手術中にどのような操作がされているのかということを知ることができるので、合併症の予防にその知識を活かすことができます。

手術室での経験は消化器外科だけでなく、他の外科系の科でも広く役に立つでしょう。

消化器内科での勤務経験

消化器内科で勤務していると、消化器の生理と病態生理に詳しい知識を持つことができます。外科では手術で消化器臓器を切ったりつないだりするわけですが、消化器の生理学に詳しいと手術で消化器の働きにどんな変化が起こるかを予測することができます

それを考えることができれば、手術後の合併症の予測や判断につなげることができます。

また、消化器外科で術前術後に良く行われる検査なども、消化器内科でよく行われる検査と重複しますので、経験や知識が役に立つでしょう。

救急科での勤務経験

救急科では緊急で来られる患者さんを広く扱う科ですので、救急科の経験があれば消化器外科への知識も持っておられる方は多いでしょう。

病院にもよりますが、ほぼ全科に対応している救急科も多くあり、救急科での勤務経験がある人は広範囲な知識や経験を持っておられる方が多いですね。

また、消化器外科では手術直後などに患者さんが急変することもあるのですが、救急科での経験があれば急変の早期発見や対応もできる方も多いです。

こういう広い知識を持って即座の判断・対応ができる人は消化器外科では喉から手が出るほどほしい、という人材です。もちろん、こういう貴重な勤務経験を持った方は広く他科でも求められる人材だと言えます。

集中治療室での勤務経験

集中治療室では重症で全身管理が必要な患者さんを扱う部署です。集中治療室での経験があれば広い知識があるとともに全身管理についても知識や経験がおありだと思われます。

消化器外科では、食道・肝臓・膵臓などの大手術では、手術後早期にとても繊細な全身管理が求められることもありますし、急変もあり得ます。

このような消化器外科では全身管理ができて予測的に看護を行うことができ、急変時にも冷静な判断や対応ができる人材は貴重です

集中治療室での勤務経験は消化器外科だけでなく、重症の患者さんを抱える多くの部署でとても重宝される人材です。

泌尿器科での勤務経験

泌尿器科は泌尿器系の外科を中心とする科で、手術の部位も消化器と近接しています。

術後の観察や術後回復期のリハビリテーションなど、類似するステップを踏むこともあるので、泌尿器科の手術についての知識は消化器外科にも活用しやすいのです。

また、ウロストミーの管理は人工肛門と共通するところもあります。

泌尿器科での経験は同じ泌尿器系を扱う腎臓内科や透析室などでも活かされ得るでしょう。

看護実習での担当経験

大学や専門学校での実習で外科の患者さんを担当したことがあるけど、働き始めてからは内科系で・・・という方もおられるかもしれません。

いざ、消化器外科で働くとなったら、ぜひ、実習の時に立てた看護計画や看護診断を引っ張り出してみたり思い出してみたりしてください。

消化器外科の仕事は、実はまさに看護計画を患者さんに合わせて立てて、手術前から退院まで患者さんの回復や合併症予防のための看護に計画的に取り組むことなのです。

看護計画を立てて援助する、というのは学生が学ぶ看護の基本のようなことですが、消化器外科では特にこれが大切です。

手術は体への影響が大きな医療行為ですがその影響を予測することができるので、計画を立てることでかなり対応ができるのです。

学生時代にどんなことを考えながらリハビリを計画したかな、あのときの担当患者さんは今どうしているかな、など思い出しながら仕事をするのも楽しいかもしれません。

私は学生時代に消化器外科で3人の患者さんを担当し、卒業後10年ほど経って初めて消化器外科に異動になりました。

病態生理などはすっかり忘れていましたが、手術前に傷を押さえての咳の仕方を練習したことや、手術翌日に患者さんとお腹を押さえながら歩行した楽しさは覚えていました。

「こうやって回復への援助をしていたなぁ」「術前と手術直後と回復期で別々に看護計画を立てたなぁ」など少しずつ思い出しながら、実際の看護につなげていくことができました。

まとめ

色々な資格や経験を挙げてみましたが、いかがでしたか?消化器外科には特色がありますが、あなたが今までに経験したことや持っている知識や経験はこんなに活かせる可能性があるんです。

これなら、自分にもできそう、消化器外科で働けそう、なんて感じてもらえたでしょうか?

職場により資格や経験は様々に評価されますので、できれば正当に評価してもらえる職場で働きたいですし、自分の経験に合った職場で働きたいですよね。

また、自分の力だけで資格を取ることは大変なこともあるので、職場のバックアップがあると助かりますよね。

こんなとき、転職サイトに登録すると職場の細かい情報が入りやすいですし、コンサルタントに探してもらうと見つかりやすいのでお勧めです!

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