消化器外科の看護師求人に強い転職サイトは、どこですか? 消化器外科の看護師に関する記事一覧

消化器外科の新卒看護師が転職したくなる(辞めたくなる)のはどうして?転職先を探すポイントは何?

消化器外科病棟に新卒で就職したあなた、消化器外科の仕事はどうですか?

消化器外科の病棟はとても特徴的な部署ですから、楽しく仕事できることもあれば、つらいなぁ辞めたいなぁと思うこともあるかもしれません。

では、転職したい・辞めたいと思ってしまうのはあなただけなのでしょうか?他の人にもあることなのだとしたら、どうして?どんな時なのでしょうか?

ここでは、新卒で消化器外科に勤務している看護師が転職したい・辞めたいと思うその理由を見ていきます。なんとなく「辞めたほうがいいかも」と思っているその理由が明らかになるかもしれませんよ。

そして転職したい理由に合わせて、次の転職先を探すときのポイントをご説明します

目次 [目次を隠す]

消化器外科の新卒看護師が転職しようと決意するお話

それではまず、消化器外科病棟に新卒で就職した看護師が転職を決意する、そんな場面をご紹介しましょう。

消化器外科新卒看護師が転職という道を見つける、ある一日

新子(22歳)は看護師1年目、新卒で消化器外科病棟に配属になって6か月が経ちました。クリニカルパスがあるような手術の患者さんはやっと看られるようになったところです。

今日は日勤ですが月末なので新卒のひと月の振り返りの会と勉強会があります。そう思うと新子は朝から憂鬱でした。

新子心の声(あああ、今日は振り返りと勉強会の日か・・・。また、指導の先輩達に色々言われるんだろうな。仕事は絶対に残業になるよね。)

新子が勤めている消化器外科病棟は、病院の中でも救急科や集中治療室に次いで雰囲気が厳しいことで知られています。振り返りや勉強会では先輩の厳しい指導が入るのでした。

新子が始業30分前にナースステーションに入ると、同期の賢子がもう日勤の準備を済ませていました。賢子は同期の中でも頭も良い頑張り屋さんです。

新子「賢子、おはよう。今日はいつもより早いね?勉強会だから?」

賢子「新子ちゃん、おはよう。今日はたぶん遅くなるし、私たちが遅くなると先輩達や夜勤の人に迷惑かけるでしょう?なるべく早く終われるようにしようと思って。」

新子「さすがだね、賢子は。」

それをそばで聞いていた指導担当の教子先輩が、すかさず突っ込みを入れてきました。教子先輩は消化器外科5年目、教えるのが大好きな先輩です。

教子「新子、何を他人事みたいなこと言ってるの?周りの人に迷惑をかけないとか、社会人として当たり前のことよ。だから学生気分が抜けないって言われるのよ。」

新子「はぁ、すみません。」(朝からさっそく怒られたよ・・・。まだ振り返りでも勉強会でもないのに・・・。)

新子(お説教で日勤の準備をする時間がなくなっちゃう。今日も仕事がいっぱいあるのになぁ。手術日の患者さんと、リハビリと、シャワー介助が2人と・・・。)

準備が遅れた分は仕事を手早く済ませたいところなのですが、計画を立ててもナースコール対応などしているうちに結局は計画倒れになってしまい、新子は毎日のように残業をしていました。

新子(シャワー介助2人か、ちょっと大変だなぁ。この人達はトイレ歩行も介助が必要だし、これは一日走り回らないと。助手さんにお願いしたいけど、これも看護のうち、だよね?)

シャワーなどは状況によっては看護助手に頼むこともできましたが、大して重症患者を抱えているわけでもないですし、どうしても新子は気が引けてしまうのでした。

新子(ナースコールを取らずに済むなら少しは助かるけど、頑張って取らないと先輩達にどう思われるか・・・。)

新子はPHSを手にナースステーションを出て検温に向かいました。大腸の手術翌日の腸田さんの初回歩行をしようとすると、ナースコールが鳴りました。

新子「腸田様、それじゃあ歩いてみましょうか?まず座ってみましょう、ベッドを上げますね・・・あっ、ナースコールなんで失礼します。はい、どうされましたか?」

腸田「痛い・・・」

ベッドをギャッヂアップしたところで手を止めて新子はナースコールを取りました。

新子「はい、はい、点滴の交換ですね。すぐ伺います。腸田様、すぐ戻りますので、少しこのまま待っていただくか、足を下ろして座ってお待ちくださいね。」

腸田「看護師さん、でも痛いですよ。」

新子「大丈夫ですよ。すぐ戻りますからね。」(早く行かなきゃ!)

新子は点滴を交換して腸田さんの病室に戻る途中に急いで走ってしまい、また教子先輩に見つかって注意されてしまいました。

教子「緊急時以外は廊下は走っちゃダメでしょ!危ないし、患者さんが落ち着けないじゃないの!」

新子「すみません、患者さんを待たせているので、つい焦ってしまって。」

一通りお説教を聞いて新子が腸田さんの病室に戻ってみると、腸田さんはせっかくギャッヂアップしたベッドを戻して横になっています。

新子(仕方ない、一からやり直しだわ。)

新子「腸田様、お待たせしました。それじゃあ、起きて歩いてみましょうね。」

腸田「嫌よ、ベッドを起こしただけでもあんなに痛かったのにぃ。明日でいいでしょう?」

新子「早く歩かないといけないんですよ。起きる時は痛いですけど、立ったほうが楽になりますよ。」(とにかく歩いてもらわなきゃ!)

腸田「どうして・・・こんなに痛いのに。歩くのは怖いわ。」

術後のリハビリは必要なことだと新子も知ってはいますが、嫌がる患者さんを歩かせるのは、新子はどうも気が進まないし、先輩たちのようにうまく声をかけるのはとても難しいのでした。

新子(でも、患者さんのため、やらなければ。)「さあ、お手伝いしますから。」

新子に介助されてしぶしぶ腸田さんは起き上がり、歩き始めました。

新子「ちゃんと歩けていますよ、腸田様。この分なら大丈夫ですね。」

腸田「何が大丈夫なんですか?」

歩いている途中にもナースコールが鳴りましたが、今回は初回歩行の途中だったので、新子はPHSにちらっと目をやりましたが取りませんでした。

腸田「お忙しいんですね。」

新子「いえいえ、大丈夫ですよ。」(さぁ、歩き終わったら膀胱カテーテルを抜去して、それからそろそろ手術出しの準備をして・・・)

腸田さんの歩行に付き添いながらも、新子はどうしても次に何をしようかととても気になってしまいます。

新子(もっとゆっくりしたいのはやまやまなんですけど、まだまだやることがあって気になっちゃう。ごめんなさい、腸田様・・・)

新子「これだけ歩けたらおトイレにも一人で行けますよ。尿のカテーテルを抜きますね。」(とにかく歩いてもらえたから、とりあえず良かった!)

腸田「はい、大丈夫ですよね?」

新子はカテーテルを抜去して初回排尿の確認を腸田さんに説明すると、足早に次の患者さんの病室に向かおうとしました。その間にもナースコールが鳴ります。

新子(できるだけ早く他の仕事もすませておかなきゃ。)

新子はナースコール対応に追われながらもここまでなんとか業務を済ませていました。この分なら勉強会までに一通り業務は終われそうです、記録は後に回しているので別の話ですが、新子にしてはよくやっているほうです。

体子先輩が話かけてきました。体子先輩は、これまで外科系で経験を積んだ12年目の先輩で、これまた体育会系の性格で後輩に厳しい先輩です。

体子「新子さん、今、手空いてるよね?寝たきりさんのシーツがお通じで汚れちゃって、シーツ交換を一緒にしてほしいのよ。」

新子「看護助手さんは空いてないんですか?」

体子「あなたのためを思って声をかけてるのよ。あなたが、臥床患者さんのシーツ交換は下手で、夜勤の時なんかすごく時間がかかって大変だってみんな言ってるわよ。練習したほうがいいよ。」

新子「はい、そうですね。」(そうよ、もっと練習しなきゃ。体子先輩の言うことには逆らえないし。)

体子先輩は熱心に教えてくれるのですが、新子はドレーンがたくさん入った患者さんをあまり看たことがないですし、段取りがうまくいかなくてやはり時間がかかってしまいました。

体子「あなた、もっと患者さんのためを考えたほうがいいよ。時間がかかると患者さんも大変だし、ドレーンとか点滴のことも頭に入れて段取りを考えたほうがいいよ。」

新子「すみません。」(どうしてうまくできないのかな、私・・・)

体子「それから、私の担当患者さんでストーマの装具交換の人がいるんだけど、やる?この前、やりたいって言ってたでしょう?」

新子「あ・・・・・・はい、やります。やらせてください。」(どうやってスケジュールを調整しようかな・・・)

新子はシーツ交換すら上手くできない自分にがっかりした上に、処置が追加になったので一瞬思考が停止してしまいましたが、容赦もなくナースコールが鳴ります。

体子「ちょっと、何ぼーっとしてんの、ナースコール鳴ってるよ!」

新子(少しは考える時間がほしい・・・)「あっ、はい!どうされましたか?痛み止めですね、すぐ伺います。」

シャワー介助やトイレ介助をしたりと瞬く間に時間は過ぎました。お昼休みはやっとナースコールから解放されます。新子が休憩室で少しほっとしながらコンビニのおにぎりをかじっていると賢子が来ました。

賢子「新子ちゃん、勉強会で使う資料、コピーした?新卒の分をまとめて先輩に出したほうがいいと思って。」

新子「いけない、まだだ!」

賢子「他のみんなは終わってるよ。まとめて配るの、新子ちゃんにお願いしていい?」

新子「うん、わかった・・・。」(でも、正直に言うと、わからなさすぎて資料をうまくまとめられなかったんだよね。勉強会で注意されるかな・・・)

新子(学生時代は自分はもうちょっとできると思ってたんだけどな。)

新子の頭の中に勉強会で注意を受ける自分の姿が思い浮かびました。ほっとした休憩時間の気分も台無し、おにぎりの味もなくなってしまうような気持ちになりました。

資料をコピーして配布していると、すぐに休憩時間は終わってしまいました。

午後もナースコール対応に追われながら検温やストーマ指導を済ませ、ちょうど夜勤の申し送りに間に合いそうな時間に手術のお迎えに呼ばれました。

新子(もう一日中走り回って、足が棒みたいになってる。でも、お迎えと観察が済んだらひと段落だから、がんばろう。ああ、でも今日は振り返りと勉強会があるんだ・・・。)

新子はお迎えと術直後の観察を済ませて、申し送りをする前にあることに気づきました。腸田さんの自尿がまだ確認できていないのです。

新子(午前中に抜去したのに、ちょっと遅いなぁ。尿量チェックはないけど・・・。)

新子は腸田さんの病室に行って確認することにしました。

新子「腸田様、お小水はまだですよね?トイレに行きたい感覚はありますか?」

腸田「トイレには行ってませんし、特に行きたい感じもまだありません。」

新子は腸田さんの腹部を確認してみました。

新子(お腹が張っていると言えば張っているし、そうでもないと言えばそうでもないかも・・・よくわからないなぁ。もう少し様子を見ようかな。)

腸田「大丈夫ですか?」

新子「もう少し様子を見てみますね。お小水が出たら、教えてください。」

振り返りの会と勉強会は日勤終業後の5時からです。新子は記録以外の処置を済ませて申し送りができました。

新子「ああ、これで残業が少しましになるかな、良かった。」

勉強会の時間、やはり不手際の多い新子達の資料には先輩達の指摘がどんどん入りました。

教子「こんなんじゃ、まだ肝臓の患者さんは担当につけられないよ?もっと具体的に看護を考えて!」

体子「あなたたちは、経験がないからこそ、ちゃんとした知識をつけて考えて患者さんに対応しないといけないのよ。それに、いざ自分たちが判断するときの基準をもっと具体的に挙げておかないと、今のままじゃ無理よ。」

教子「自分たちの判断や看護の一つ一つが、患者さんの命に関わるものだって、責任を持ってちょうだい!」

厳しい指摘が続く中、新子はどんどん自信がなくなっていきました。

新子(学生の時だって特に成績が悪かったほうでもないのに、実際に患者さんに接して考えて判断したりするのって学校と全然違って難しいし、怖い。自分の判断で患者さんが死ぬなんて、重すぎるよ。)

新子(いつか私も先輩達みたいになれる日が来るのかな?どうしたらいいんだろう・・・。私は消化器外科に向いているのかな?仕事も忙しくてきついし、このまま続けてていいのかな?)

先輩達の厳しい言葉に身につまされて、新子達は声も出ません。

教子「今はとにかく、勉強して、色んな患者さんを見ることが大事だよ。担当じゃなくても先輩について見に行くとか、先輩の申し送りやカンファレンスを聞くとかさ。」

体子「そうやってどんどん色んな経験を積んだり、色んな人にどんどん聞いて教えてもらったりして、私たちも頑張って来たのよ。誰でもすぐにできるわけじゃないから、努力するのよ!」

先輩の言う通り、今は大変だけど頑張らなきゃいけないんだ、新子がそう思ったその時、しんとした部屋にノックの音がして、夜勤の夜子先輩が顔を覗かせました。

夜子「新子さん、ちょっと急ぎで確認したいことがあるんだけど、来れるかな?」

新子はお辞儀をしながら部屋を出て夜子先輩の話を聞きに行きました。

夜子「腸田様の膀胱カテーテルの抜去、誰かに相談するか、先生に確認した?」

新子「いいえ、歩行できていたので抜去したんですけど・・・。自尿はまだですか?」

夜子「腸田様はね、硬膜外麻酔を使ってるでしょう、それがなくなるまでは排尿障害が起こることがあるから無理にカテーテル抜去しなくてもいいのよ。この前の勉強会で教わったよね?」

新子「あ・・・そこまで考えられていませんでした。」

夜子「腸田様がお腹が張って苦しいって言うから、見たら膀胱がパンパンに張ってて、それで今、カテーテルを入れなおそうと準備してるところなのよ。新子さんも来る?」

新子「あ、はい、私がやります。私の責任ですし、夜勤さんのお時間をとるわけにはいきません。」(私の考えが足りなかったんだもの、私の責任だわ。腸田様にもちゃんと謝らなきゃ。)

夜子「そう?まあ、こういうことも経験だね。腸田様がショックを受けないように、痛み止めのせいでこういうこともあるって説明してあるから、新子ちゃんからも上手く話してね。」

新子は自分の判断が行き届かなかったことにとてもショックを受けました。新子がカテーテルの準備をして行くと、腸田さんは怒っていました。

腸田「私が何回も大丈夫か聞いてるのに、あなたは話を聞いてくれなかったじゃないの?」

新子「すみませんでした。説明不足でした。このままだと尿が出ないので、カテーテルを入れますね。」

腸田「早くしてよ、お腹が気持ち悪くてしかたないのよ。」

新子はカテーテルを挿入し、何度も謝って腸田さんの病室を後にしました。

必ずしも事故だと言い切れないとはいえ、自分の知識や判断が甘かったことには違いありません。それが、直接患者さんにこんな思いをさせることになると思い知らされました。

新子(これがもっと重症な患者さんの判断だったらどうなるんだろう、命に関わるのかな?私はやっぱり消化器外科に向いていないのかな。)

とぼとぼとナースステーションに戻って片づけを済ませると、もう6時半を回っていて勉強会は終わっていたので新子は記録を始めました。

看護師長「新子さん、今から記録するの?いつも遅いわね、今日はどのくらいかかりそう?」

新子「1時間くらいはかかるかと思います」(もっとかかるかも・・・)

看護師長「1年目の残業は、業務上の必然というよりは、能力の問題だからね。早く済ませて帰ってね。」

看護師長が立ち去った後で教子先輩が声をかけてきました。

教子「あんまり残業をたくさんつけると、師長さんにも迷惑がかかるのよ。ちゃんと気をつけなさいよ。私たちがちゃんと指導していないとも思われるからね。」

へとへとに疲れた状態での記録はいつもなかなかはかどりません。時々ぼーっとしたりしながら新子が記録を終えると8時半にもなろうという時間でした。

教子先輩に言われたとおり、新子は今日は残業時間をつけないことにしました。後で誰かに見られるとまた注意を受けることになりますから。

帰り道、新子は勉強会の抜けたところを確認しようと思い、賢子に電話をかけてみました。

賢子「新子ちゃん、今帰り?大変だったね。一体何があったの?」

新子は膀胱カテーテルのいきさつを話しました。

賢子「そうなんだ、怖いね・・・。それ、先月の勉強会で話してたことだよね?本当にそうなっちゃうんだ!私も気を付けなきゃ。」

新子「ほんと、怖いよ。患者さんが嫌がってるのに歩かせてカテーテル抜いて、こんなことになって。患者さんにも怒られちゃった。」

賢子「でも、リハビリは必要だからしょうがないし、嫌々やってもらうよりはどうしたらやってもらえるか考えたほうがいいよ・・・ねえ、前からちょっと思ってたけど、新子ちゃん、消化器外科向いてなくない?」

新子「え?」

賢子「だって、患者さんが嫌がってても怒っててもやることはやらなきゃいけないし、何とかして上手くいった時が楽しいでしょう。なのに、それがつらいなんて言ってたら消化器外科なんてやってられなくない?」

予期せぬ同期からの指摘に新子は何も言い返せませんでした。もしかしたら、私は消化器外科向きではないのかも。考えてみれば他にも、消化器外科は自分にはつらいと思えることがあります。

新子(それって・・・辞めるってこと?転職するってこと?そんな道があるの?)

意外にも、肩の荷が下りるような、気持ちが軽くなるような、道が開けるような、そんな気がした自分に、新子自身が一番驚いていました。

新子さんの一日、いかがでしたか?そうそう、と思うこともあれば、もっと大変なところで私は働いている、という方もいるかもしれませんね。

新子さんは今、転職する・辞めるという道もあることに気づいたところですが、まだその理由は曖昧で、自分でもはっきりしていないところがあるようです。

続いては、消化器外科の新卒看護師が転職する(辞める)理由のよくあるものを、それぞれ具体的に見ていきましょう。

消化器外科の新卒看護師が転職する(辞める)、あるあるの理由はこの3つ!

ここでは転職する(辞める)理由を見ていきます。消化器外科病棟には独特な雰囲気や特徴があるので、転職したくなるには相応の理由が出てきます。

でじゃ、転職する(辞める)理由を見つめなおすのはなぜでしょうか?それは転職する(辞める)理由が自分で明らかになっていると、次の転職先を探すときに自分に合う病院を探しやすいからなんです

しんどいなぁ、辞めたいなぁ、というのでも別に構いませんが、せっかく頑張って取った看護師免許を活かして仕事を続けたいのであれば、転職先はちゃんと選びたいですよね

ですから、転職を考えているあなたは、ぜひ「自分がなぜ転職したいと考えているのか」、その理由を見つけてください!

それでは、新卒看護師が消化器外科から転職する(辞める)理由の主なものを一緒に見ていきましょう。

その1、思っていたような看護ができない!

転職の理由としてよくあること、一つ目はあなたがこれまでに思ってきたような看護ができない、ということです。

子供の頃から看護師に憧れてという人の場合は憧れの看護師像があるかもしれません。学生時代にこんな看護ができたらと思い描いていたかもしれません。

もちろん、新卒の看護師は看護師として働くのは初めてなわけですから、「学生としての自分」から「社会人・専門職業人としての自分」への切り替えに苦しむ人は大勢います。

しかし、それ以上に消化器外科では「こんなはずじゃなかった」という思いを抱く人が少なくないのです。

「思っていたような看護ができない」という3つのパターンを挙げてみました。

患者さんの変化に、自分の知識や経験がついていけない!

1つ目のパターンは、自分の現状の能力が、理想の看護に追い付かないというふうになり、自分がもっと役立てる場所に転職を考えるというパターンです。

消化器外科病棟には手術を受ける患者さんを中心にして、手術前の健常な状態から、術後の超急性期・回復期までの患者さんがいますし、病院によっては化学療法の患者さんや終末期の患者さんもいます。

術式も様々で、痔や鼠径ヘルニアなどの比較的軽い手術から、食道や肝胆膵系統などのように複雑で生命の危険がある手術もあります。

しかも、看護が患者さんの命や回復に直結しています。ですから、患者さんの状態や術式に応じて専門的な看護が求められるので、専門的な知識と経験が物を言う病棟なのです。

こんな専門的知識や経験が物を言う病棟では新卒看護師はどうしても不利です。一所懸命勉強して経験を積もうとしても、一人前に看護ができる(と認められる)には平均2年ぐらいはかかります

学校でどんなに勉強ができた人でも、実務にすぐに置き換えることはとても難しいし大変なことです。増してや最近の看護教育ではOJT(実務の中で訓練されること)が主流で、学校ではあまり実践的なことはやりません。

新卒初年度は実務を覚えて慣れるところから始まって、ずっと勉強を求められる修行のような期間ですし、それは自分の知識や経験の不足を思い知らされる期間でもあります

この時期は理想の自分と現実の自分や状況との大きなギャップに苦しむ、リアリティショックを強く受ける時期で、「もっとできたらいいのに」「こんなはずじゃない」ということが次々に起こります。

自分自身に対しての期待が裏切られる感覚や無力感が続くと、自信がなくなって仕事を続けることが不安になることがあります。また、自分の能力に見合った職場が他にあるんじゃないかとも考えるようになったりします。

新子さんを思い出してください。学校ではそんなに成績が悪いほうではなかったという自覚もあるのに、実際の患者さんや実際の業務になるととても難しくなってしまっていました。

新子さんはそれで自分を責めてしまっていますし、そんな思いを抱えながら仕事をしたり勉強をするのはとても不安でつらそうでしたよね。

また、教子先輩や体子先輩のような指導に熱心な先輩看護師は消化器外科によくいるタイプです。後輩や患者さんのために良かれと思って指導をしていても、いつの間にかそれが新卒看護師には大変なプレッシャーやストレスになり得ます。

先輩からの言葉で「自分はできない」となってしまう人もいますし、先輩や患者さんに申し訳ないという風になってしまう人もいます。

こういうストレスが続くと、自分は消化器外科に向いていないかも、転職したり辞めてしまったほうがいいのかも、と考えるようになります。

下働きみたい!

2つ目のパターンは「もっと重症さんを看護したり、バリバリやるのが理想だったのに、ぜんぜんそんな仕事をさせてもらえない」という場合です

先ほどもお話ししたように、消化器外科で新卒看護師が一人前に重症の患者さんまで看護できるようになるには知識と経験が必要で、そのための時間も必要です。

このため、知識や経験が身につくまでの期間は、軽症患者さんや病状は慢性的だけれども日常生活援助に手がかかるといった患者さんを中心に担当することが多くなりがちです。

これは患者さんの安全を守るためでもあり、新卒看護師に負わせる責任を軽くするための措置でもあります。だって、判断ができない人に重症者の難しい看護を任せることはできませんよね。

また、消化器外科病棟では高齢者の入院も多く、術後には患者さんは1日~数日間は日常生活援助が必要になりますので、体を使うような援助がとても多いのです。

手術を終えた患者さんは様々な症状を抱えていますのでナースコールも多く、ナースコール対応だけでも一日中病棟内を走り回らなければならないこともよくあります。

このように体を使う援助や、病棟内を走り回るナースコール対応などは、先輩の負担を減らすために若手がよく任されたり、自然と若手が率先してやっている病棟も多いのです。

増してや、重症の看護ができない新卒看護師ではなおさらで、「重症が看られないならせめて日常生活援助で頑張ってよ」という雰囲気の病棟すらあります。

でも、日常生活援助や搬送など一見誰にでもできそうな業務ばかりを割り振られていたり、先輩の言われるままに体を使う仕事やナースコール対応に追われ続けていると、「自分のやっていることは看護なのだろうか」と思う人も出てきます

新子さんの場合はそこまで疑問に感じてはいませんでしたが、シャワー介助やナースコール対応も立派な仕事なのに、自分に言い聞かせるようにしてやり過ごしていました。

でも、新子さんのように自分の仕事を自分で認めてあげることができなかったり、必要な時には看護助手さんにお願いするなどの余地がないと、看護師ではなく「下働き」みたいな気持ちになってしまいます。

こうなると、「もっと自分に色々な仕事をさせてくれるところがあるんじゃないか、辞めて転職したほうがいい」という考えに及ぶのです。

患者さんをゆっくり看護できない!

3つ目のパターンは消化器外科ならではのことで、「ゆっくり看護できない」「患者さんに厳しいことを言うのがつらい」という理由の場合です。

消化器外科看護では、術後回復のためのリハビリテーション看護がとても大切で、看護の中心と言ってもいい部分ですし、術後回復と合併症の予防には必要不可欠な要素です。

術後リハビリでは術前から訓練を開始して、手術直後の寝返りや排痰などから開始して計画的に行っていきます。ところで、手術直後や急性期には痛みや症状はつきものです。

しかし、痛みや症状があるからという理由だけではリハビリを止めることはできません。患者さんの心身の状態をアセスメントしながら適度なリハビリを継続していきます。

そして、このとき、患者さんが痛がったり症状や気持ちがつらいと言っていても、リハビリしてもらわなければいけないのです。

また、消化器外科は業務が忙しい場合が多いです。このため、時間や業務に追われて患者さんにゆっくり接することができなかったり、患者さんの思いを聞く時間を取れないことがあります。

かと言って、新卒看護師はタイムスケジュールや力の配分があまり上手ではありませんし余裕もないので、短い時間でも大事なタイミングで患者さんの話を聞くような機転も利きません。

こういったことから、「患者さんにゆっくりさせてあげられない」「患者さんのつらい時に厳しいことを言わなきゃならない」「落ち着いて看護ができない」といった悩みが出てきます

患者さんも物は言われよう・捉えようなので、つらい時に、看護師がどうやって患者さんをリハビリに誘導するかは大いに看護師の腕前にもよるのですが、新卒看護師はそこでも不利になります。

自分の知識や経験が不十分なために、リハビリ内容が患者さんに合っているかの判断ができませんし、リハビリを行うことの価値に自信が持てませんし、コミュニケーションスキルも足りません

自信なく怖々とリハビリを勧めてくる新米看護師や、患者さんの状態や気持ちを考えずにとにかくリハビリをやれと言う新米看護師には、患者さんも信頼関係が持てなくなってしまいます。

そうすると新卒看護師は信頼関係を作り損ねた患者さんの不安そうな様子にさらに自分も不安になりますし、嫌がっている相手に嫌がることをさせることがつらくなってしまいます

新子さんもリハビリを嫌がったり怖がっている腸田さんに対して、根拠なくとにかく歩いてもらおうと、痛みや傷のアセスメントもせずリハビリをさせていました。

また、忙しさにも気を取られていて、大事な時に患者さんと話すことに少しの時間を割くことができず、腸田さんを不安にさせていました。

賢子さんが言っていたように「痛がっていても患者さんに必要なことだ」いう割り切りをしたり、「どうやったらうまくリハビリしてもらえるか」と考えを切り換えられるといいのでしょう。

でも、そういう考えの切り替えが難しいと、新子さんのように「自分は消化器外科に向いていない」となって、転職を考えるようになってしまいますよね。

その2、病棟の雰囲気が苦手で精神的につらい!

次の理由は、病棟の雰囲気が合わない、精神的につらい、というものです。

消化器外科にはどうも独特の雰囲気があるとよく言われます。よく耳にする評判は、「体育会系」「先輩後輩の関係にうるさい」「厳しい」といったものです。

消化器外科は手術を受ける患者さんが中心にいますが、その特徴は命の危険がある超急性期からリハビリを中心とした回復期までの時期を消化器外科病棟で過ごす、というものです。

そういう特徴を持った患者さんを対象に看護をしている消化器外科看護師達には、生命の危険を予防回避しなければいけない超急性期の看護から回復期リハビリテーション看護までが求められます。

そして、常にそういう色々な時期の患者さんを相手にするのが仕事となります。

かたや、生命の危険がある患者さんを対象にして観察やケアをしていると、どうしても鋭い視点や厳しい判断が求められますし、精神的にもとても緊張します。

いっぽう、リハビリテーションに立ち会う時には、ある程度患者さんがしんどい思いをしてでも合併症の予防や回復を促すためには頑張ってもらおう、となります。

こういう業務上の環境があるので、消化器外科病棟は緊張感が漂う厳しい雰囲気になったり、頑張らなきゃという雰囲気になりがちなのです。こういう雰囲気が「体育会系」と言われたりもします。

すると看護師同士、お互いの仕事の出来にはより厳しいこともありますし、新卒看護師にはとても厳しい病棟もあります。

また、看護師の経験が実力として物を言うところなので、先輩後輩の上下関係が強く、先輩の言うことを聞かざるを得ない雰囲気がある病棟や、礼儀に厳しい病棟もあります。

あるいは、指導熱がとても高い病棟もあります。患者さんに迷惑をかけないよう、頑張ってできるだけ早く一人前になってもらおうと、熱烈な頑張る指導が入る病棟もあります。

先輩が頑張って指導してくれている、それはありがたいことだと思っていても、新卒看護師にはプレッシャーに感じたり期待に応えられない自分への失望になることもあります。

こういう消化器外科に特徴的な雰囲気は、良い方向に働くこともあれば、新卒看護師にとってはストレスになることもあります。

新子さんも先輩から「こうしたほうが良い」と言われることには逆らえなかったり、どんどんナースコールを取って先輩に怒られないようにしたり、指導を聞いたりと大変そうでしたね。

新子さんはまだ深刻に考えていないようでしたが、「働く」ということ自体に慣れていない新卒看護師には病棟の雰囲気がとてもストレスになることがあり、辞める理由になることもあるんですね。

その3、仕事が忙しくてつらい!

3つ目の理由は、消化器外科病棟の仕事の忙しさに関連することです。

消化器外科病棟は忙しい病棟だとよく言われます。様々な術式の様々な状態の患者さんが常にいて、患者さんの回転も早い病棟です。また、寝たきり患者や高齢者やせん妄といった手がかかる患者さんも多いです。

このため、どうしても日常業務が煩雑ですし、患者さんの症状の訴えが多いのでナースコールも多く、業務時間は病棟内を走り回るようにしていたり、時間内に仕事を終われないこともよくあります

消化器外科病棟のような忙しくて専門的知識や経験を必要とする病棟に新卒看護師が配属されると、深い知識や難しい判断が必要な仕事ではなく、まずは日常生活援助のような業務につくことが多くなります。

また、先輩達の御用聞きのように新卒看護師がとりあえずナースコールに走る、というようなこともあります。

日常生活援助は、シャワー介助や清拭・移乗・トイレ介助など、労力を使う仕事が多いですし、時間のかかる仕事も多いですよね。

新卒看護師の業務はこういった業務が多く、ナースコール対応も率先してやらなければならないために、タイムスケジュールの立て方が難しく、体の疲労度も高いかもしれません。

新子さんも、まだ重症の患者さんを看ることは難しいため、軽症ですが日常生活に手のかかる患者さんが担当になっていて、ナースコールに追われて毎日のように残業していました。

忙しい日や残業が続くと体の疲れも取れにくくなりますし、毎日毎日体が疲れるとだんだん気持ちも疲れてきてしまいます。

こんな風にあまりに忙しすぎる病棟では心が疲れてしまって、転職を考えざるを得ないかもしれませんね。

ここまで色々な理由を挙げてみましたが、いかがでしたか?あなたにも思い当たるような理由はあったでしょうか?

消化器外科の新卒看護師が転職する場合の理由別転職先チェックポイント!

では転職の理由を考えてみたところで、今度はその理由別に転職先のチェックポイントを見ていきましょう。

思っていたような看護ができない!というあなたの場合

思っていたような看護ができない!というあなたの場合、どんなことに注意して転職先を見つければ良いのでしょうか?

消化器外科から消化器外科へ転職する場合

次も消化器外科で働きたい・病院を変えて頑張ってみたいというあなたの場合は、その病院の消化器外科で行っている手術の内容や病棟の編成やクリニカルパスの整備状況をチェックしてみましょう。

病院によっては消化器外科と言っても、胸部外科や肝胆膵外科・大腸肛門科など分野別に細かく分かれている病院があります。また、地方の病院や小~中規模の病院では、手術科目を限定しているところもあります。

また、病棟の編成(患者さんがどんな科・どんな病気で入院しているのか)を分野別に分けているような病院もあります。

さらに、クリニカルパスが整備されている病院は、経験や知識が少ない看護師でもできるだけ均一な医療が提供できるように心がけている病院です。

こういった患者さんの受け入れを細分化しているような病院では、新しく覚えたり勉強することが限定されるため、勉強しやすく、自分のペースで消化器外科看護を身に着けやすい場合が多いです。

クリニカルパスは判断や看護の基準を現したものでもありますので、それを元にすると勉強もしやすく、看護が身に付きやすいでしょう。

また、こういった病院では、業務整理もされやすいので患者さんとの時間もとりやすいことが多いです。

あるいは、受け入れ患者さんの幅が限られている病棟は、似たような患者さんが多く入院している病棟です。そういう病棟では患者さん同士がお互いの姿を見てイメージがつきますし、励まし合うことができます。

そうすると術後リハビリに対する拒否感が和らいだり、患者さん自身が心の準備をして取り組むことができるので、看護師も指導をしやすいのです。

「患者さんの変化に、自分の知識や経験がついていけない!」というあなたも、患者さんに応じた専門的な看護を自分のペースでしっかり勉強できれば、あなたが思うような看護に近づきやすいかもしれませんね。

「下働きみたい!」なのはもう嫌というあなたも、消化器外科でもあなたが主に身に着けたいと思う分野に搾れるところに転職したり、これまでに身に着けたことを活かせる分野に行くと活躍の場があるかもしれません。

「患者さんをゆっくり看護できない!」というあなたは、患者さんとの時間が取れる転職先で、手術へのモチベーションが高い患者さんを相手にすれば、あなたもつらい思いをせずに患者さんにリハビリを勧めたり看護ができるかもしれません。

また、転職に当たっては、自分がどんな分野や術式の患者さんを看護することができるのか、について見直して明らかにしておきましょう。

新卒看護師とはいえ転職するときには中途採用という形になりますので、多くの病院では中途採用には即戦力を求めています。

自分に何ができるのか、自分はどんな術式の患者さんにどんな看護をしたいのか、ということを相手先にアピールできるように、まとめておくのがお勧めです。

消化器外科から違う診療科や分野に転職する場合

消化器外科看護から離れて、自分の思う(理想とする)看護をしたい、という人は、まず自分がどんな看護をしたいのかということを考え直してみましょう

それをはっきりさせておかないと、病院探しの指針がないために、再び同じように「思いどおりにいかない」ことが起きてしまうかもしれません

あなたが理想としている看護観が転職先を探す大事な手がかりなのです。そこから、転職先の患者さんや受け入れている疾患や治療の特徴をまずはチェックしてみましょう

「患者さんの変化に自分の知識や経験がついていけない!」というあなたは、まずは自分が患者さんの状態についていける環境として患者さんの経過がゆっくりしている慢性期疾患の病棟が向いているかもしれません。

あるいは転職先の病棟編成を見てみて、受け入れている疾患が限られているところやクリニカルパスが整備されている分野なら、自分のペースでしっかり勉強して追いつくことができるかもしれません。

「下働きみたい!」なのではなくもっと活躍したいというあなたは、消化器外科で身に着けたスキルを活かしやすい分野として、他の外科系や救急科などに進んでみるのもいいかもしれません。

「患者さんをゆっくり看護できない!」というあなたであれば、慢性期や終末期の病棟のほうが、患者さんの経過もゆっくりしていたり、看護の一環としてゆったりした空間を作ることに力を入れていたりします。

また、患者さんの話を聞くような十分な時間がないということであれば、転職先の看護方式(看護師一人あたりの患者さんの数)や病棟内の患者さんの人数・日勤での担当人数の数などをチェックしてみましょう。

こういう点をチェックしておくと、実際にあなたが一人の患者さんにどれほど時間をかけられるか、ということが見えてきます。

病棟の雰囲気が苦手で精神的につらい!というあなたの場合

病棟の雰囲気が苦手で精神的につらい、というあなたの場合は、どんなことに注意すれば転職を成功させることができるでしょうか?

消化器外科から消化器外科へ転職する場合

今の消化器外科病棟の雰囲気は苦手だけど、やっぱり外科が好きとか外科でもっと勉強したいという気持ちがあり、違う病院の消化器外科への転職を考えようとしている、そんなあなた・・・。

あなたはまずは、ぜひ病棟の雰囲気を調べるのが先決です。消化器外科病棟というものが特徴的なので、病院が変わったとしても似たような雰囲気のところは少なくありません。

でも、せっかく新天地を求めて転職したのに、また同じような雰囲気ではがっかりですよね。転職した意味がなくなってしまいます。

その一方で、体育会系の頑張るノリを前向きに活かした病棟もあるのも事実で、そういう病棟でならあなたも馴染んで仕事をすることができるかもしれません。

また、転職先の新卒や就職3年程度での離職率をチェックしてみるのも大事なポイントです。病院によっては離職理由なども調査しているところもあります

新卒や就職3年程度での離職率や離職理由は、要するにあなたと同じように早く転職したもしくは辞めた看護師のデータです。あまり離職率が高いと、その転職先は厳しい雰囲気や環境があるのかもしれません。

主な離職理由があなたの理由と同じ「職場の雰囲気が合わない」といったようなものであれば、そういう病院・病棟への転職は考え直したほうがいいかもしれませんね。

消化器外科から違う診療科や分野に転職する場合

消化器外科病棟の雰囲気は今はもういい、この際違う科に行ってみたい、というあなたの場合はどんなことに気を付けて転職先を見つければ良いでしょうか?

あなたが転職するときには、転職先の病棟の雰囲気をチェックするのはもちろんのこと、診療科にも注意が必要かもしれません

と言うのは、消化器外科以外でもこれと似たような雰囲気の診療科や分野はあるからです。代表的なのは救急科・集中治療室・心臓血管外科・大きな手術を行う外科系などです。

これらに共通しているのは重症や急病を扱うような分野です。患者さんの状態が切羽詰まっているために、病棟の雰囲気は厳しいものになりがちですのでこういう分野への転職は避けたほうが良いでしょう

また、この他にも手術室や産婦人科病棟などは閉鎖的な面があり、新しい人が入り込みにくく職場の雰囲気が厳しくなることがあります。

患者さんの状態がゆっくり経過するような分野では看護師や病棟の雰囲気がゆったり穏やかな雰囲気になりやすいと言えます。

まったく気分を変えて違う職場に、ということであれば、デイケア施設やクリニックの外来なども考えてみてもいいのかもしれません。

仕事が忙しくてつらい!というあなたの場合

消化器外科病棟での仕事の忙しさに限界を感じて辞めようというあなたは、どんなところに転職先探しのポイントがあるのでしょうか?

消化器外科から消化器外科へ転職する場合

あなたはまず、転職先の業務内容とともに、残業時間や年休取得率などをチェックしましょう

業務内容を調べれば、自分が実際にどのくらいの仕事をすることになるのか、イメージが付きますよね。また、残業時間が長いとやはり忙しい病棟なのかなということになりますし、年休取得率が低いと体が休まるかどうかも心配です。

また、看護方式や看護助手の活用状況なども確認しておくと、どのくらいの患者さんを相手に仕事をするのか、日常生活援助のような業務を引き受けてもらえるのか、といったことがわかりますよね。

また病棟回転率なども見てみましょう。回転率があまりに短いところではどうしても仕事が忙しくなってしまうという側面もあります。

消化器外科から違う診療科や分野に転職する場合

あなたが転職しようとしている診療科について調べて、どんな業務内容なのかを知っておきましょう。業務内容がわかれば仕事の忙しさがつかめるかもしれません。

また、急性期の病棟よりは慢性期や回復期、特に患者さんの日常生活自立度が高い病棟では、看護師の業務も減るので仕事の忙しさも軽減されるでしょう。

受け入れ人数を限定しているような外来なども仕事が限られるので比較的仕事は落ち着いているかもしれません。

ところで、転職前にあなたが一つ覚悟しておかなければいけないことは、転職してすぐに忙しさがなくなるというわけにはいかないかもしれない、ということです

全く知らない分野に、第二新卒で転職した人はこれまた不利な状況に立たされることがあります。採用先からするとあなたは第二新卒とは言え中途採用者なので、即戦力になってほしいところです。

そのいっぽうで、実際には就職してから間もないあなたはこれまで働いてきた消化器外科の知識や経験も不十分かもしれないような相手なのです。

あなたからすると、新しい分野について一から勉強して時間をかけて慣れなければ新しい業務にすぐ追いつくことは難しいでしょう。このためにしばらくは忙しい・しんどい思いをするかもしれません。

まとめ

いかがでしたか?新卒看護師が消化器外科病棟から転職する・辞めるというところに至るのには、消化器外科の特徴から影響された様々な理由がありましたよね。

また、辞める理由を見つけたら、もうそれは成功する転職への近道だということや、転職先のチェックポイントについてもお話ししました。

あなたの転職したい理由・辞めたい理由は何だったでしょうか?あなたに合った転職先のチェックポイントは何だったでしょうか?

ここで、チェックポイントと言ってもこんな細かい情報はどこを見ればわかるの?と思う方もおられることでしょう。

そんな時には転職サイトに手を伸ばしてみてください。サイトだけ見てもよくわからないかもしれませんが、実はコンサルタント達は病院の詳しい情報を持っているのです。

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